早期選考は受かりやすい?合格率や企業・業界別の選考時期について解説|レバテックルーキー (2023)

就職活動が早期化・多様化している現在、どのように就活を進めればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。そんな中、大学3年生から早期選考に参加し、卒業の1年以上前に内定を得るという学生もいます。この記事では、早期選考を検討している人向けに合格率や企業・業界別の選考時期などを具体的に紹介します。早期選考を受ける方法やメリット・デメリットについても解説するのでぜひ参考にしてください。

  • 1. 早期選考とは
  • 2. 早期選考はいつから?企業・業界別に選考時期を解説
  • 3. 早期選考は受かりやすい? 合格率を解説
  • 4. 早期選考を受ける6つの方法
  • 5. 早期選考のメリット5選
  • 6. 早期選考のデメリット・注意点4選
  • 7. 早期選考で内定をもらうための対策5選
  • 8. 早期選考についてのよくある疑問
  • 9. まとめ

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1. 早期選考とは

早期選考とは、就職活動において通常の日程よりも早くから行われる選考活動です。

通常、国内の企業の大半が大学3年生の3月〜4年生の4月頃に選考を開始するのに対し、早期選考を行っている企業の場合、大学3年生の10月前後に選考が始まります。

日本国内において大学生を対象とした就職活動のスケジュールは、原則として大学3年生の3月に会社説明会が解禁され、大学4年生の6月から採用面接などが解禁されます。

ただし、上記スケジュールはあくまでも原則であり、厳守しなければならないわけではありません。実際、ベンチャー企業や外資系企業など、早期選考を実施している企業が多く存在しています。

したがって、自分が入りたい企業が早期選考を採用しているのかどうかを事前にリサーチし、それに向けてスケジュールを逆算しておく必要があるといえるでしょう。

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2. 早期選考はいつから?企業・業界別に選考時期を解説

早期選考を受けたい学生のために、企業の選考スケジュールについて解説します。

大手や中小企業では、大学3年生の3月から大学4年生の4月にかけて徐々に選考が始まっていき、早ければ大学4年生の6月前後に内定をもらうのが一般的です。

ただし、早期選考の場合、業界・企業によって選考時期は大きく異なります。早い段階から希望する業界を絞り、就活準備を進めるためにも、早期選考を行っている代表的な企業・業界のスケジュールを確認しておきましょう。

関連記事:就活はいつまでに終わらせる? スケジュールや長期化させない準備を紹介

外資系企業の選考時期

外資系企業の場合、大学3年生の10〜11月頃に選考を開始する企業が多いようです。

大学3年生の6〜9月にかけてインターンシップを開催する企業も多く、早ければ大学3年生の11〜12月に内定通知が届きます。

一般的な就活スケジュールと比較して、半年以上前に選考が行われるため、外資系企業を志望する場合は早めの就活準備を心がけましょう。

コンサルティングファームの選考時期

コンサルティングファームの場合も、大学3年生の10〜11月頃に選考を開始するのが一般的です。中には、大学3年生の6月頃から実施される「サマーインターン」で内定が決まるケースもあります。

4年生の4月頃には採用活動を終えている企業が多いため、コンサル業界を志望する場合は、早めの準備とエントリーが重要です。

また、コンサル業界ではインターンシップへの参加が、選考に参加するための条件になる企業も多いので、忘れずにエントリーしておきましょう。

ベンチャー企業の選考時期

ベンチャー企業の選考時期は、大学3年生の12〜3月頃が一般的です。

ただし、ベンチャー企業は比較的選考期間が短く、インターンシップを開催したあと、試験や面接を実施し、即内定を出すパターンもあります。

なお、インターンの実施時期は大学3年生の6月頃からと、一般的な就活スケジュールとほぼ同じです。中にはサマーインターンを経由し、大学3年生の7〜8月頃に内定をもらう学生も少なくないため、積極的に参加するように心がけましょう。

マスコミ・テレビ業界の選考時期

マスコミ・テレビ業界の一部企業は、大学3年生の11月〜3月頃に選考を開始するようです。

その後、大学3年生の12〜3月頃に内定を出す企業が多く、早期内定を狙える代表的な業界といえます。大学4年生になる頃には、ほとんどの企業で選考活動が終わっているため、早めの就活準備・対策は必須です。

また、インターンの実施時期は大学3年生の6〜9月頃の企業が多いため、悠長に構えていると、参加できない可能性もあります。インターンへの参加を希望する学生は、できるだけ早めに応募書類を作成しておきましょう。

広告業界の選考時期

広告業界の選考時期は大学3年生の3月頃と、一般的なスケジュールより早期に始まる傾向があります。その後、大学4年生の4〜5月頃に内定が出るケースが一般的です。

また中には、サマーインターンを経由して、大学3年生の9月頃から選考を開始する企業もあります。インターンの実施時期は大学3年生の6〜9月なので、遅くても5〜6月までには就活準備を済ませておきましょう。

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3. 早期選考は受かりやすい? 合格率を解説

対策が万全であるなら、早期選考は本選考よりも受かりやすいです。

そもそも、企業が早期選考を実施する理由は、早い段階からより優秀な人材を確保するためです。この場合の優秀な人材とは、学歴や経歴のみならず、自ら考え行動し、企業に対して「自分を採用するメリット」をアピールできる学生を指します。

そのため、まだ各社採用枠に余裕のある早期選考の段階で、企業に対して自分を採用するメリットをうまくアピールできれば、合格を勝ち取れる可能性は十分あります。

具体的に早期選考がどのくらい受かりやすいのか知りたい人のために、選考段階ごとの合格率を解説するので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:プログラミングスクールでスキルを磨き、第一志望の企業に早期内定

早期選考の合格率は約3〜4割程度

令和4年11月30日に発布された内閣府の資料「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」によると、就活が本格化する大学3年生の3月までに内定(内々定)を受けた就活生は全体の約3、4割程度です。

早期選考は受かりやすい?合格率や企業・業界別の選考時期について解説|レバテックルーキー (1)

(引用:学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(4p))

前年度以前のデータと比較すると、大学3年生の12〜3月までに、はじめて内定をもらった学生の割合が増えています。したがって、早期選考に参加し、内定を取得している学生は年々、増加傾向にあるようです。

早期選考は受かりやすい?合格率や企業・業界別の選考時期について解説|レバテックルーキー (2)

(引用:学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(4p))

企業の選考スケジュールが多様化している現在において、今後ますます早期選考が活発化すると予想されています。

「従来通り、大学3年生の3月までに就活準備を終わらせればいい」と認識していると、他の就活生に大きな遅れをとってしまう可能性もあるため、早めの準備・対策を心がけましょう。

早期選考における最終面接の合格率

早期選考において、最終面接・選考まで到達した場合、内定をもらえる見込みは比較的高いといえます。

企業の選考活動において、採用枠の人数はある程度決まっているケースがほとんどです。そのため、早期選考ではそこまで多くの学生を採用せず、本選考に向けて枠をできるだけ多く残す方針の企業も少なくありません。

つまり「早期選考で最終面接まで残れた=内定を出す意欲が非常に高い」と判断できるわけです。選考内容や企業の方針にもよりますが、一説では50〜80%近くの合格率があるともいわれています。

逆に、書類選考や一次選考で落ちる可能性は本選考よりも高くなるため、エントリーシートの内容を作り込み、初対面で好印象を残せるような対策を意識しましょう。

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4. 早期選考を受ける6つの方法

ここからは、実際に早期選考を受けるための6つの方法について解説します。

自分の志望する企業・業界やスケジュールから最適な方法を選択しましょう。

インターンシップに参加する

早期選考を受けるための1つ目の方法として、インターンシップへの参加が挙げられます。

インターンシップで高評価を受けると、早期選考会に呼ばれる可能性があるようです。ほかにも参加者への特典として、早期選考会が設定されているケースもあります。

また、インターンシップに応募した時点で、その企業に対しての関心や志望度の高さをアピールできるため、選考を有利に進めるためにも積極的に参加するとよいでしょう。

なお、インターンシップにおける評価基準は、企業ごとに異なりますが、入社後のスキルを学生に求める企業はそう多くありません。

高評価をもらうためにも、元気な挨拶や謙虚で素直な姿勢、マナーやしっかりとした言動など基本的な部分を当たり前にこなすよう心がけましょう。

関連記事:インターンシップの募集・参加時期はいつ? 参加方法やメリットを解説

早期選考イベントに参加する

早期選考を受けるための2つ目の方法は、早期選考イベントへの参加です。

早期選考イベントとは、早期選考を実施している企業が一堂に会するイベントで、おもに就活生向けのサービスを提供する会社が運営しています。早期選考を実施している企業と接点ができるため、うまくアピールできればスカウトにつながる可能性もあります。

さらに、イベントの後にリクルーターが就活のサポートを行ってくれるケースもあるため、早期選考の段階で準備が万全でない人も、積極的に参加するとよいでしょう。

就活エージェントを利用する

早期選考を受けるための3つ目の方法は、就活エージェントからの紹介です。

就活エージェントとは、就活生に対して企業の紹介や有益な情報などを無料で提供し、サポートしてくれるサービスです。具体的には、自分に合った求人の紹介や選考支援(ES添削・面接対策)企業との面接のセッティングなど、就活を有利に進められるサービスを受けられます。

中には、一般には公開されていない早期選考の案内が受けられたり、限定のイベントに参加できたりする可能性もあるため、自分の状況に応じて就活エージェントを上手に利用するとよいでしょう。

リクルーター面談に参加する

早期選考を受けるための4つ目の方法は、リクルーター面談への参加です。

エントリーシートや一次面接の内容次第で、早期に開催されたインターンシップに参加しなかった就活生に対して、企業から別途リクルーターをつけてもらえる場合があります。

企業のリクルーター面談を進めていく中で、就活生の能力や志望度の高さ、企業への適性などが認められた場合、単独で早期選考に呼ばれる可能性もあります。

なお、企業のリクルーターは、日程調整時の基本的なやりとりや普段の挨拶などを含めて、就活生を評価する傾向があるため、日頃から丁寧な対応を心がけましょう。

スカウト型求人サイトを利用する

スカウト型求人サイトに登録し、自分で応募してみるのも、早期選考につながる1つの方法です。

スカウト型求人サイトでは、プロフィールに記載された経験や人柄をみて、企業側からスカウトしてくれます。企業の探し方が分からなくても、スムーズに応募まで漕ぎつけられるのは大きなメリットです。

この際、一般的に有名な就活サイトだけに頼るのではなく、ベンチャー企業や外資系企業、IT業界に特化したサイトなど、自分の希望や領域に合ったものを利用しましょう。

スカウト型求人サイトは数多く存在しますが、やみくもに登録してしまうと余計な情報に惑わされてしまう可能性もあります。早期選考への道のりをスムーズに進めるためにも、入念に下調べをしたうえで、自分に合ったサービスを活用しましょう。

OB・OG訪問を活用する

OB・OG訪問で見込みのある学生と判断された場合、早期選考に案内してもらえるケースもあります。

OB・OG訪問は、実際に志望先企業に勤める社員から、企業の就業風景や仕事のやりがいなどのリアルな情報を聞けるのがメリットです。面接では聞きづらい給与や福利厚生など、待遇面の情報を確認しておくのもよいでしょう。

ただし、早期選考につなげるには目的意識を持ち、高評価を得られる質問項目を準備しておく必要があります。せっかくの貴重な機会を無駄にしないためにも、志望先企業・業界の知識を事前にインプットしておきましょう。

また、一緒に働きたいと思ってもらえるように、礼儀やマナーも徹底しなければなりません。実際、会う時だけでなく、アポイントやお礼のメールを送る際も失礼のないように意識してください。

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5. 早期選考のメリット5選

就活生の中には「自分には早期選考は関係ない」「まだ就活を始めるには早すぎる」と考えている人も多いのではないでしょうか。

そのような人に向けて、早期選考を受ける5つのメリットについて解説します。就活を有利に進めるためにも、それぞれのメリットを把握しておきましょう。

本選考の練習になる

就活早期の段階から、本格的な選考を受けた経験を得られるのは、就活生にとって非常に大きなメリットです。

筆記試験や面接など、早めに本番の経験を積めれば、それ以降の選考に向けた練習になります。その経験を糧にして自信を持って本選考に臨めれば、採用担当者からの高評価につながる1つの要素になるでしょう。

もし早期選考で落ちても、そこから自身に足りない能力や方針の改善点などを発見できます。結果はどうであれ、就活におけるアドバンテージになるのは間違いないため、積極的にチャレンジするのがおすすめです。

早期に内定を獲得できる

早期選考を順調に進めていけば、ライバルとなる他の学生に先駆け、いち早く内定を獲得できる可能性があります。もし本命の企業が他にある場合でも、早期に内定を獲得できれば、それ以降の就活に向けての安心材料になるでしょう。

すでに内定をもらっているのであれば、極端にエントリー数を増やす必要がなくなるため、志望する業界・企業を厳選して就活を進められます。その結果、時間的にも余裕が生まれるため、本命への選考対策に専念できます。

また、早期選考で内定を得た成功経験は大きな自信につながるため、より意欲的な姿勢で就活に臨むきっかけにもなるでしょう。

その後の就活を有利に進められる

早期選考によって、その後の就活を有利に進められる可能性もあります。

特に、インターンから早期選考に参加する場合、就業体験の中で能力を証明できれば、一部の選考を免除してもらえる可能性もあるようです。

例えば、インターンのプログラム次第で一次面接や適性検査、グループワークなど対策が必須な項目を免除してくれるケースもあります。

内定の確率が上がるといった観点からも、早期選考を受ける価値は非常に高いといえるでしょう。

優秀な就活生に出会える機会が増える

早期選考には、将来を見据えて早めに行動できる優秀な就活生が集まります。そのような、優秀な就活生と接点ができるのは、就活だけでなく、今後の人生において非常に大きなメリットといえるでしょう。

もちろん、同じ選考を受けるライバルではありますが、志望業界や考え方が似ていれば、意気投合して仲良くなるケースも珍しくありません。

就活で活かせる情報を交換できたり、擬似面接やエントリーシートの添削をしあったりなど、協力関係を築ける仲間ができれば、今後の就活におけるモチベーション維持につながるでしょう。

内定後に自由な時間を得られる

早期選考で内定を得れば、入社まで自由な時間を確保できます。

内定者向けのインターンがある企業の場合、内定後、卒業まで就業体験ができるケースもあるようです。そこでの取り組み次第では、他の内定者に差をつけられるため、入社後のキャリア形成にも役立ちます。

そのほかにも、資格の取得などの自己研鑽にあて、自身の能力をより高めるなど、就職に向けての準備期間を確保できるのは大きなメリットでしょう。

また、早期に就活が終われば、不安から解放された状態で残された大学生活を満喫できます。友人との思い出作りや海外留学など、就職後にはなかなかできない経験を今のうちに楽しんでおきましょう。

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6. 早期選考のデメリット・注意点4選

就活生にとってメリットの大きい早期選考ですが、反対にデメリット・注意点も存在します。満足のいく形で就活を終わらせるために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

準備不足のまま落ちる可能性がある

早期選考は大学3年生の秋頃に開始されるため、企業研究や自己分析などの就活準備が十分でないまま選考に臨む学生も多いようです。

いくら参加者が少ないとはいえ、選考の対策が疎かになっている場合、早期選考で内定を獲得するのは難しいといえます。

また、採用される枠が少ないため、企業によっては準備不足の就活生を足切りする可能性があり、選考の土俵にすら立てないケースも珍しくありません。

まずは、第一関門となる書類選考を突破できるように、しっかりとエントリーシートや履歴書を作り込みましょう。

優秀なライバルとの競争になる

早期選考には、早くから将来を見据えている学生が臨む傾向があるため、必然的に優秀な就活生がライバルになります。その結果、優秀な就活生と比べて自分の能力が足りないと感じてしまい、自信を失ってしまうケースも珍しくないようです。

また、早期選考では内定が出ないケースも多々あります。選考に落ちた際に「次頑張ればいい」と気持ちの切り替えができないタイプの人は、引きずらない心の強さが必要になるかもしれません。

本選考にエントリーできない可能性がある

早期選考の段階で不採用になると、通常選考を受けられなくなる企業もあります。一度、選考で落とした学生を再度、評価するコストを削減したい企業の場合、不合格を通知した時点で選考終了とみなされてしまうケースもあるようです。

したがって、早期選考を受ける際はその後、通常選考を受けられるかを事前にリサーチしておく必要があります。企業が公表していない場合は、就活の口コミサイトなどを活用するのもおすすめです。

一方で、早期選考で落ちても通常選考を受けられる企業もあります。再度、エントリーする場合は、早期選考で落ちた原因を徹底的に分析したうえで臨むべきです。

書類選考の段階で失敗した場合は、エントリーシートの内容が不十分だったか、企業分析や自己分析が甘かった可能性があります。

面接で失敗した場合は、話し方やその内容だけではなく、身だしなみに原因があった可能性も考えられます。同じ失敗を繰り返さないためにも、当時の状況を振り返り、リクルーターや大学の進路相談員、または身近な家族や友人にフィードバックをもらいましょう。

オワハラを受ける可能性がある

早期選考で内定を取得した結果、オワハラを受けてしまう可能性もあります。

オワハラとは、企業が内定を出した就活生に対して、就活を終えるように圧力をかける行為です。悪質な企業の場合、就活の終了を条件に内定を出すケースもあります。

もちろん、すべての企業がオワハラを行うわけではありませんが、早期内定によって、余計なストレスに悩まされる可能性がある点は把握しておきましょう。

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7. 早期選考で内定をもらうための対策5選

早期選考に参加し、志望する企業から内定を獲得するには、入念な準備と対策が必須です。

ここからは早期選考における5つの対策方法を紹介します。ライバルに差をつけるためにも、しっかり確認しておきましょう。

関連記事:就活は何から始めればいい? 時期別にやるべきことを解説

選考スケジュールやインターン関連の情報を集める

就活において、情報収集は非常に重要な作業といえます。実際、持っている情報の量や質によって、就活を有利に進められるかどうかが決まるといっても過言ではありません。

特に、一般的なスケジュールとは外れた時期に準備やエントリーを進めなければならない早期選考の場合、入念な情報収集が成功の鍵を握ります。

自分が志望する業界・企業のインターン開始時期やエントリー時期、選考時期などを入念にリサーチして、独自の就活スケジュールを組み立てましょう。

なお、情報収集の方法としては、企業のサイトや口コミ、大学のキャリアセンターなどが挙げられます。1つの方法に固執してしまうと得られる情報が偏ってしまうため、幅広い手段を駆使して有益な情報をかき集めましょう。

自己分析を徹底的に行う

早期選考で内定をもらうためには、自己分析を徹底するべきです。自己分析とは、自身のこれまでの経験を振り返り「どんなことに興味があるのか」「どんな強みや特徴を持っているのか」「将来的にどうなりたいのか」を確認する作業です。

自己分析で知った強みや価値観は、企業・業界研究の結果と合わせて、エントリーシートや面接の頻出項目である「志望動機」や「自己PR」を作成するための材料になります。

志望動機や自己PRは、志望度の高さや自社と価値観が合うかを判断するための重要な質問です。直接的な評価につながりやすい項目なので、より説得力のある内容を伝えられるように意識してください。

なお、志望動機はどの企業を受けてもほぼ必ず問われるため、できるだけ早く自己分析や企業・業界研究などの素材集めを済ませておきましょう。

関連記事:自己分析とは?5つの方法と就活に役立つポイントを解説

インターンでのグループワークに慣れておく

早期選考で内定を獲得したいなら、インターンでのグループワークに慣れておくべきです。

インターンシップは、早期選考を受けるための王道ルートといっても過言ではありません。したがって、多くのインターンシップで実施されるグループワークを対策しておけば、高評価を得られ、早期選考へとつながる可能性が高まります。

とはいえ、いきなりグループワークで結果を出すのは難しいため、何度か練習を重ねておくべきです。その結果、グループワークの中で自身の能力や存在感を発揮できるポジションが見つかれば、本番でも高評価につながる立ち回りができます。

早期から面接の練習に取り組む

早期選考が開始される前に、大学や就活エージェントが開催している模擬面接に参加したり、質問項目を予想したりといった面接対策に取り組んでおきましょう。

早期選考が実施される時期において、面接の経験が少ない就活生が大半です。実際「どうしても面接になるとうまく話せない」「自己アピールが苦手」など、消極的な感情を抱いてしまう就活生は少なくありません。

そのため「上手くできないのは当然」と割り切った気持ちで面接に臨む必要があります。ネガティブな気持ちになってしまうのも仕方ありませんが、本番で実力を発揮するためにも、徹底的に面接対策をしておきましょう。

関連記事:いつからやればいい?就活生が押さえておきたい4つの面接対策方法!

筆記試験への対策も忘れずに

採用スケジュールが短い傾向のある早期選考では、適性検査や能力検査などの筆記試験によって、応募者を絞り込む可能性もあります。

筆記試験の結果が企業の基準に満たないと、その時点で足切りにあってしまう可能性もあるため、忘れずに対策しておくべきです。

なお、筆記試験の内容は企業によって異なります。適性検査の場合、SPIや玉手箱などのWeb試験を実施している企業が多く、能力検査では語学力や計算能力、論理的思考力など基礎的な能力を測る試験が多いようです。

応募する企業がどのような試験を実施するのかをリサーチしたうえで、適切な対策を行いましょう。

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8. 早期選考についてのよくある疑問

ここからは早期選考に関するよくある疑問を紹介します。なるべく早く悩みや疑問を解決し、すっきりとした気持ちで就活に臨みましょう。

早期選考で落ちたらどうなる?

早期選考の段階で不採用になると、通常選考を受けられなくなる可能性はあります。ただ、その辺りは企業の方針次第となるため、事前にリサーチしておくべきポイントです。

なお、早期選考後に通常選考で再チャレンジする場合は、しっかりと原因を分析し「その時はたまたま縁が無かったのだ」と割り切るメンタルが必要です。

実際、選考で落ちたらショックを受けるのは当然ですし、自信を失いかねません。

しかし、何らかの形で次の選考につなげなければならないのが、就活です。たとえ早期選考で落ちたとしても「落ちた後にどのように気持ちを切り替えるかの練習になった」と前向きに考えましょう。

早期選考でもらった内定は辞退できる?

早期選考で獲得した場合でも、内定の辞退は可能です。方法はシンプルで、メールや電話で辞退したい旨を伝えれば手続き完了となります。

この際、特に余計な内容を伝えずに「就活を続けたいから」などシンプルな理由を伝えてください。連絡をしないまま放置したり、上から目線の態度で返事をしたりするのは絶対にNGです。

たとえ、その企業に就職しなかったとしても、取り引き先として関わりを持つ可能性はあります。後々、気まずい思いをしないためにも、丁寧で謙虚な姿勢を心がけましょう。

また、早期選考での内定には法的拘束力がない(契約書や覚書にサインするなどしない限り)ため、内定を保留し、就活を続けるのも問題ありません。

早期選考は受けるべき?

たとえ、落ちる可能性が高くても、基本的に早期選考は受けるべきでしょう。

早期選考を受けるだけでも、エントリーシートの書き方や面接の練習になります。また、選考で味わえる独特の空気感は何ものにも代えがたい貴重な経験となるはずです。

ただし、お試し感覚で準備や対策をせず、早期選考を受けるのは、相手側に対して大変失礼な行為です。経験を積むために早期選考を受ける場合でも、常に入念な準備をしてから本番に臨み、一歩一歩経験を重ねていくよう意識しましょう。

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9. まとめ

一般的に企業が採用活動を始める大学3年生の3月より前に、選考を受けられるのが「早期選考」です。企業の選考スケジュールが多様化している現在では、優秀な学生をいち早く確保するために早期選考に力を入れている企業・業界も増えています。

なお、早期選考を受ける方法はいくつかありますが、その中でも王道といえるのが、インターンシップへの参加です。うまくいけば大学3年生の夏頃に内定を獲得できるため、その後の就活を余裕を持って進められます。

仮に、早期選考で受からなくても早い段階で面接や筆記試験を受けた経験は、就活を進めるうえで大きなアドバンテージになります。ほかにも早期選考が就活生にもたらすメリットは少なくないため、上手に活用するのがおすすめです。

ただし、早期選考で落ちてしまうと本選考にエントリーできないなど少なからずデメリットも存在します。デメリットを最小限に抑えるためにも、志望する企業の情報を徹底的にリサーチし、万全の体勢を整えたうえで早期選考に臨みましょう。

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FAQs

早期選考は企業によって受かりやすいですか? ›

合格率を解説 対策が万全であるなら、早期選考は本選考よりも受かりやすいです。 そもそも、企業が早期選考を実施する理由は、早い段階からより優秀な人材を確保するためです。 この場合の優秀な人材とは、学歴や経歴のみならず、自ら考え行動し、企業に対して「自分を採用するメリット」をアピールできる学生を指します。

早期選考で内定をもらえる確率は? ›

早期選考の内定率は22.6% 早期選考の内定率は、就職プロセス調査(2023年卒)「2022年5月1日時点 内定状況」のデータによると、2022年3月時点で22.6%の新卒の学生が内定をもらっています。

早期選考はどうやって調べますか? ›

まず、早期選考を探す方法を7つご紹介します。
  1. 説明会への参加
  2. OB・OG訪問
  3. リクルーター面談
  4. インターンへの参加
  5. 逆求人の利用
  6. twitter,オープンチャットの活用
  7. 就活イベントへの参加
Mar 2, 2023

早期選考の内定辞退率は? ›

早期選考の内定辞退率

また、2社以上の内定を辞退した人の割合も増加。 2021年卒は7.0%、2022年卒は2.5%、2023年卒は7.7%という結果になっています。 もともと早期選考を採用している企業だけでなく、就活解禁日ルールの撤廃によって全体の就活スケジュールが早くなっている傾向があります。

早期選考の最終面接の合格率は? ›

最終面接の合格率 最終面接の本選考の合格率は平均50%前後といわれています。 早期選考の場合、最終面接は面談のような形で行われ、採用の合否は二次面接の段階で既に決められていることも多いです。 そのため、合格率は本選考よりも若干高くなるでしょう

早期面接の合格率は? ›

結論、早期選考を受けた場合に内定をもらえる合格率は、22.6%です。 これは、リクルートが実施しているデータに基づいています。 2月時点で、全体の51.5%の人が早期選考にエントリーしており、全体の22.6%の人が、3月までに内定を獲得しています。

早期選考 何割取る? ›

早期選考期間の内定率は「30.3%」

早期選考期間の内定率は30.3%なので、4人に1人以上が早期内定を獲得していることがわかりますね。 早期選考期間の内定率は23卒で22.6%、22卒で17.6%だったことを考えると早い時期から内定を取る流れは加速していると言えます。

早期選考と一般の選考は何が違うの? ›

早期選考の内容は、一般的な選考とそれほど差はありません。 現場の方や人事、役員などと面接をしたり、グループディスカッションやグループワークを実施したりします。 しかし、インターンシップを受けていると、書類選考や一次面接が免除されることが多いです。

早期選考の一次通過率は? ›

一次面接の通過率は平均30%前後となっていますが、これはあくまでも目安であり、企業によっては70%と高いケースもあれば、20%程度とさらに低いケースもあります。 一次面接は、選考基準を厳しくするか緩めにするかが企業によってかなりばらつきがあり、その分通過率も企業によって大きく異なることが多いです。

早期選考 いつまで待ってくれる? ›

大学4年5月までに出る内々定は、内々定が出揃う大学4年の6月まで待ってくれることもありますが、多くの場合、1ヶ月ほどの保留期限が設けられます。 企業によっては、1週間ほどの保留期限の場合もあります。 期限を設けられたからと言っ、決断を焦ることは避けましょう。

早期選考 内定 いつまで待ってもらえる? ›

経団連加盟企業が内々定を出し始めるのは、大学4年の6月以降です。 よって、他社の選考結果が出る6月頃まで回答を待ってもらう必要があります。 大学4年の4月時点で早期内定が出た場合、およそ2ヶ月の保留期間となるわけです。 もし6月に早期内定を辞退されたとしても、企業側は秋採用・冬採用で再度募集をかける機会があります。

就活の早期選考を断る方法は? ›

選考辞退をする際、基本的にはメールでの連絡でも問題はありませんが、もし選考の前日や当日に辞退の連絡をする場合は電話がベストです。 電話のメリットとしては、何をおいても即時性が挙げられますので、差し迫った状況下でもいち早く相手に必要事項を伝えることができるでしょう。

早期選考のリスクは? ›

早期選考に参加するデメリットの一つ目は、準備期間が短いことです。 早期選考は開始時期が早いため、自己分析や企業研究にさける時間が短くなります。 また、面接練習の回数も、通常選考より少ないです。 そのため、準備万端な状態で進めない可能性が高く、本来の力を発揮できないケースも考えられます。

内定承諾後辞退 何割? ›

平均的に見て、企業から内定の通知を受けていながら辞退するケースは、新卒採用でおよそ6割に上ります。 一方、新卒採用に比べて、短期間で選考を終えることの多い中途採用の内定後辞退の確率は1〜2割程で、応募者が翻意に至るだけの時間がなく、内定から入社までが比較的スムーズに運ぶ場合は辞退の割合も低いと見ていいでしょう。

早期選考は有利ですか? ›

早期選考でアピールできれば、他の就活生よりも早い時期に内定をもらえるので、圧倒的に有利に就活を進めることができますよ。 早期選考を行うのは外資系企業や中小・ベンチャー企業に多いのが特徴。 早期選考にチャレンジすれば就活の経験を積むこともできますので、積極的に受けるようにしましょうね。

エントリーシート どれくらい落ちる? ›

ESの通過率は人によってさまざまですが、全体平均で考えれば通過率は50%前後です。 単純計算で考えれば10社受ければ4~6社程度は書類選考で落ちることになり、不合格の割合がその程度であれば特別に落ち込む必要はありません。

早期選考で内定がもらえる時期はいつですか? ›

経団連が定める就活情報解禁日は3月1日、選考解禁日は6月1日なので、6月1日以降に内定をもらえるのが一般的です。 つまり、早期内定とは、大学4年生の5月までに出る内定と考えられます。 一部のコンサルティングファームや外資系企業、ベンチャー企業では、大学3年生の8月〜9月頃に内定を出します。

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Author: Ray Christiansen

Last Updated: 19/10/2023

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