就活を控えてインターンに参加しようかと、考えている就活生も多いと思います。ここでは、大学3年生のインターン参加について解説し、「募集はいつから始まるの?」「何社くらい参加すべき?」などよくある疑問にもお答えします。
目次
- ・大学3年生のインターン参加時期について
- ├インターンはいつから始まるの?
- ├インターン募集が多い時期
- └いつから探し始めればいい?
- ・インターンシップでよくある疑問
- ├何社ぐらい参加すべき?
- ├もう遅い?出遅れてしまったら?
- └インターンに行かないのはアリ?
- ・インターンシップの探し方
- ├インターンシップ専門のサービスを利用する
- ├企業のホームページをチェックする
- └大学で探す
- ・さいごに
大学3年生のインターン参加時期について
インターンはいつから始まるの?
インターンシップ参加に決まった時期はありません。募集・実施時期は企業により異なり、長期インターンシップなら通年で募集していることもあります。
インターンは大学3年生が参加するものと思っている人もいますが、「1・2年生も参加可能」「学年不問」となっているインターン募集もたくさんあります。大学3年生になると就活で忙しくなるため、スケジュールに余裕のある1・2年生のうちからインターンに参加する人も増えています。
インターン募集が多い時期
夏のインターンシップは8〜9月に実施されるものが多く、この時期に複数の短期インターンに参加する就活生が多いです。夏休み中なのでスケジュールの調整がしやすいという利点もあります。
冬休みのある12〜1月、春休みのある2〜3月もインターンシップの募集が増える時期です。普段は大学の研究・部活・アルバイトで忙しいという方は、夏休み・冬休み・春休みなど長期の休み中に参加するのがおすすめです。
長期インターンシップは時期に関係なく、通年で募集しているケースが大半です。週に○日以上、1日○時間以上と、働ける時間を決めて数ヶ月にわたり企業で仕事をすることになります。スケジュールに余裕のある方は、アルバイトの代わりに長期インターンで社会経験を積みながら稼ぐのもいいでしょう。
いつから探し始めればいい?
7〜9月の夏に実施されるインターンでも、選考があるものは数ヶ月前に応募が締め切られます。一般的に多くの企業の就活情報解禁がされる6月くらいからインターン募集を探し始める人が多いようです。
外資系金融やコンサルのサマーインターン募集時期は5〜6月が多く、日系企業に比べて早い時期に応募が締め切られます。のんびりしているとすでに募集が終了していたという事態になりかねません。企業のホームページなどに記載されている募集情報を常にチェックしておきましょう。
サマーインターンを締切順にチェック!
インターンシップでよくある疑問
何社ぐらい参加すべき?
参加する企業数は個人差がありますが、3〜5社くらい参加する学生が多いようです。最低でも2社、余裕があれば3〜5社くらい参加できるといいでしょう。
あまり多くのインターンに参加しようとすると、体力的にきつくなって体調を崩したり、ES(エントリーシート)の作成に準備に十分な時間が避けないなど選考の準備が疎かになってしまう可能性が出てきます。無理のない範囲で参加できるようスケジュール調整をしながら参加するインターンを決めましょう。
人気企業や有名企業のインターンは倍率が非常に高いため、選考で落ちてしまうことを想定しておきましょう。応募する企業が人気企業ばかりの場合は、少し多めに応募しておくと安心です。
もう遅い?出遅れてしまったら?
志望企業のインターン募集が終わってしまった場合でも、諦めることはありません。夏・冬・春と複数回にわたりインターンを実施している企業はたくさんあります。
志望企業がインターン募集を締め切った後なら、同じ業界の他の企業やライバル企業のインターンに参加してみるのもおすすめです。同じ業界なら業務内容が似ていることも多いですし、規模の違う企業や競合他社についてよく知ることで志望企業のいいところや強み・弱みも見えてくるでしょう。
インターンに行かないのはアリ?
就活中にインターンに参加しなくても内定を獲得している人はたくさんいます。「自分には必要ない」「どうしても参加したくない」という人は無理に参加しなくてもいいでしょう。
しかしインターンシップには次のようなメリットがあります。
・会社の雰囲気がわかり企業理解が深まる
・業務体験ができる
・社員の方と話ができる
・志望業界や企業が絞りやすくなる
・講義形式のインターンに参加すれば効率的に業界研究ができる
・インターン選考に参加することで本選考の前にwebテストや面接の練習ができる
さまざまな企業を訪れて、社員の方と直接話ができたり、社内の雰囲気を知れる機会は滅多にありません。企業選びだけでなく、一種の社会勉強にもなるので、志望企業が決まっている人でもいろいろな企業のインターンシップに参加してみると学ぶことが多いはずです。
インターンシップの探し方
インターンシップ専門のサービスを利用する
インターンを探すなら、「インターンシップガイド」のようなインターンシップ専門のサービスを利用するのがおすすめです。さまざまな業界のインターン情報が集約されているので、業界や職種別に探したりと効率的に自分に合った募集情報を見つけることができます。
興味のある業界から探したり、勤務地や時期などを絞って探したりできるので、自分に合ったインターン募集が見つけやすくなっています。
インターンシップに参加したことがなくて不安がある場合は、先輩の体験談を読んでみてください。プログラム内容や当日の流れがイメージできれば、どんなインターンに参加すべきかも明確になってくるでしょう。
企業のホームページをチェックする
受けたい企業が決まっている人、興味のある企業が明確になっている人は、企業のホームページを見てみましょう。新卒採用ページにインターンシップ募集について記載されていることが多いです。
TwitterやInstagramなど、SNSでインターンや新卒募集の情報発信をしている企業も増えています。企業の公式SNSアカウントがある場合は、アカウントをフォローしておくのもいいでしょう。
大学で探す
大学経由でインターンシップの募集をしている企業も多いです。大学の就職課や教授に、インターンシップ募集について聞いてみるといいでしょう。人気のインターンやおすすめのインターンなどを紹介してくれるはずです。
さいごに
インターンシップは企業や仕事についての理解を深めるいい機会となります。余裕があれば業界や職種などを変えて、できるだけたくさんのインターンに参加してみましょう。
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FAQs
3年生のインターンはいつ頃ですか? ›
インターンは実際に就職活動が始まる前の大学3年生の6月頃から大学4年生の3月頃までに行われるのが一般的です。
大学3年 夏 インターン 何社? ›インターンシップでよくある疑問
参加する企業数は個人差がありますが、3〜5社くらい参加する学生が多いようです。 最低でも2社、余裕があれば3〜5社くらい参加できるといいでしょう。
ちなみに、大学3年生が参加しているインターンシップのうち、ほとんどがこの短期インターンシップです。 また、実施期間は1日から1ヵ月程度とお伝えしましたが、中でも1日~3日程度で開催されるインターンシップが非常に多いため、数社程度の参加であれば、実はそれほど時間をとられないのです。
大学3年生のインターンとは? ›インターンとは大学生や大学院生が、企業で一定期間の実務経験を積む機会のことです。 通常は大学3年生や大学院1年生の夏や冬を通して、1日〜数日間行なわれるのが一般的で、コロナ禍以降はオンライン開催も増え始めました。
大学3年 インターン 何月? ›最近では、大学生のおよそ4割が大学3年生の7月~9月に開催されたインターンシップに参加していると言われています。
大学3年 就職活動 いつから? ›就活が本格化するのは大学3年生の後半、3月に企業へのエントリーが開始するタイミングです。 本格化してから動き出す就活生もいますが、納得する形で就活を終えたいと思ったら準備に注力しましょう。 自分の納得する形で就活を終える就活生は、大学3年生からインターンに参加したり、自己分析をしたりと準備に力を入れています。
大学3年 就活 何もしてない 3月? ›採用情報解禁は3月ですが、大学3年の3月に何もしていない場合は、大急ぎで準備を進めましょう。 多くの学生は3年生の3月に説明会参加のピーク、3月に面接のピークを迎えています。 この直前までを目安に、必要な準備をするイメージで動いていきましょう。
大学3年の夏は何をしたらいいですか? ›- ゼミに励む 大学3年生から専門のゼミが始まる大学が多いです。 ...
- 自己分析をする この時期ならば自己分析を開始してもいいでしょう。 ...
- 業界研究する ...
- インターンに参加する ...
- 海外旅行する ...
- 短期留学する ...
- ボランティア活動をする ...
- 語学力を身につける
最低2社参加する 全体の平均参加数は4社程なので、最低でも2社はサマーインターンに参加しておくと良いでしょう。 インターンシップは企業や業界について深く知れるチャンスです。 行きたい業界が決まっている人も複数の会社に行って比較することで自分にあった企業を見つけることができます。
インターンは大学何年生から? ›インターンは1年生や大学院生でも参加可能
学部・学科や学年を問わず、大学生・大学院生であれば参加可能なインターンも多数開催されています。 大学3年生になる前の段階から積極的に就活をしたり、大学の勉強に役立てたりするために企業の話を聞くことができます。
短大生の就活はいつから始めますか? ›
短大生の就活はいつからはじめるの? 短期大学は2年間なので、就活は1年生の3月から始まります! 短大生は4年制大学と違い、大学に在学する期間が短い分、就活も早く始めます。 短大を卒業後、別の大学に進学する人もいますが、卒業後就職する人は1年生の3月には就活をはじめます。
インターンシップとは?大学生の期間は? ›平均すると6ヶ月〜1年間、平日週2・3日の1日5時間程度のペース参加する学生が多いです。 ただし、参加する学年によって参加期間はまちまちです。 大学1年生から始めて卒業までの4年間続ける人もいれば、内定獲得後に卒業まで期間でインターンに参加する人もいます。
大学提携型インターンシップとは何ですか? ›(学部協定型インターンシップ) 受入機関と大学の各学部が協定を締結してインターンシップを実施するプログラムです。
協定型インターンシップとは何ですか? ›APUと覚書を交わし、協定を結んだ企業・団体にてインターンシップを行います。 大学を通じて申し込みます。
企業説明会とインターンの違いは何ですか? ›就職活動における会社説明会では、会社概要をはじめとする労働環境や条件に関する説明にも重きが置かれています。 それに対し、インターン説明会では働く現場を知ってもらうという観点から、現場で働いている人との距離が近く、より日常に近い社員の姿を知ることができます。
インターンシップは何年生から? ›そもそもインターンシップとは、企業主催の就業体験です。 主に開催期間により、長期インターンと短期インターンに分かれています。 長期インターンは一般的にどの学年でも参加可能であり、短期インターンは一般的に大学3年生の6月から申し込みが可能な企業が多いですが、1・2年生でも参加できるものも存在します。
大学3年生の夏休みに何をするのがおすすめですか? ›- ゼミに励む 大学3年生から専門のゼミが始まる大学が多いです。 ...
- 自己分析をする この時期ならば自己分析を開始してもいいでしょう。 ...
- 業界研究する ...
- インターンに参加する ...
- 海外旅行する ...
- 短期留学する ...
- ボランティア活動をする ...
- 語学力を身につける
結論:内定をもらえることはある
結論から言うと、大学3年生のうちに内定をもらうことは可能です。 実際にリクルートの研究機関「就職みらい研究所」の調査によると、2023年卒の就活生の2022年3月1日時点の就職内定率は22.6%となっています。